健康と家づくりシリーズ 第三弾
前回は、ヒートショックが身近である事、
ヒートショックの原因についてお伝えしました。(第二段はこちら)
対策として、
トイレや洗面所に暖房をつけることや
熱いお風呂に入らない
一人でお風呂に入らないなどの
を紹介しましたが、
使い方を制限する前に、自由に使えるようにする。
それが、あたり前のことではないでしょうか?
と記載させていただきました。
今回は、
快適な室内環境の確保として、
室内環境を快適なままにするためにどうしたら良いか。をお送りします。
まずは、
ヒートショックの原因となる洗面所やトイレの環境対策です。
簡単に言うと、断熱性のを上げることがまず一歩です。
リビングや寝室と、トイレや洗面所との
温度変化を少なくすることができます。
一般的に温度差が3~5℃程度だと良いと言われています。
そんな事を思いながら、
先日お引き渡ししたYAMATO御殿場の家で実験!!
平成26年12月7日に撮影しました。
まずは外気温、
温度計で5℃でした。
次にリビング(窓付近)
約20℃ぐらいでした。
では、問題となるお風呂やトイレ。
15~17℃だと良いわけですが…
まずは、トイレです。
約19℃。
そして、お風呂と洗面脱衣室、
こちらも約19℃。
その差は約1℃しかありませんでした。
この時に使用した暖房器具は、
リビングに設置した14帖用のエアコンのみ。
しっかり吟味し施工した断熱材を使って、
熱が一番逃げやすい窓には
熱貫流率1.67W/㎡・Kの省エネ建材等級が
最高等級の☆×4つの窓を使用しているからこそ実現ができました。
この後、2015年1月1日には御殿場で雪が積もったのですが、
オーナー様より連絡いただいて、昼間には暖房を使用しなかったそうです。
太陽の熱をしっかり保温して、室内環境が一定に保てる、
YAMATOの家づくりだからこそ実現できました。
快適な室内環境の確保には断熱材だけでなく、
窓がいかに重要か実証されました。
次回は、
家と健康についてをお送りしたいと思います。
2015/01/11