古風に♪
平成という時代も間もなく終わり。
昭和生まれがとても古臭くなるのでしょうか。
でも古き物には味があるのも確か。
いまだ年末の餅つきというと臼に杵でつくる
峯田家。
今年もばっちり餅つきしました。
こんな古風な我が家。
なんせ元々が植木屋の家。さらには一応、本家。
いまだにいろんな仕来りがあったり・・・
仕来りと言い始めるとちょっと嫌な感じがしますが、
今日はちょっと昔のものをご紹介させていただきます。
まずはこちら♪
三島市にある、とあるお寺さんの枝垂れ桜。
住職が変わってしまって考え方も変わり、
もしかしたらまもなく伐採されてしまうかもしれない。
ちょっと寂しいですが、その足元にある四ツ目垣という
竹でつくった垣根。
桜の根っこを傷めないように進入禁止と
満開の桜をちょっと彩るためにあります。
これ・・・私が作らせてもらった懐かしい作品。
さらにこちら♪
これはなかなか見たことがないかもしれません!
垣根の中でも「沼津垣」とよばれるちょっと特殊な垣根。
箱根竹とよばれる細い竹を
洗って、あぶって、まっすぐにして、切りそろえて、
一定の角度に編み込みながら整えるという、
すごい面倒な垣根。この大きさを作るのにも1週間ぐらいかかったかな~。
なので価格もちょっと・・・
でも沼津の御用邸記念公園にもせっちれている
伝統的な垣根の1つです。
もちろんこの写真の沼津垣も私の作品。
こんな古風な垣根をしつらえる機会があるかどうか・・・
でも平成の終わりにどこで登場させてみたいな~
という思いと合わせてご紹介させていただきました♪
一級建築士 峯田
2019/01/10