一級建築士 峯田の設計レシピ GrandOpen
羽切の現場レシピが
どうもご好評いただいているようで、
なにか思うところが・・・
なので、負けずに一級建築士の
わたくし峯田慎也の設計レシピを始めます!!
今回は私のブログではおなじみの
「窓」についてです。
一時期よりは流通し始めた
オール樹脂サッシの「APW330シリーズ」
もしくは、まだまだ知られていない
ハイブリッドサッシの「サーモスX」
家づくりをしているのに
聞きなれていない方がいらっしゃったら
ん~それは・・・
建設会社さんに問い合わせしましょう!!
しっかり答えてくれること間違いなし!!
皆さんは窓と言われれば
太陽の光を取り入れ換気をする。
そして家のデザインを決める。
こんな感じでしょうか。
そこから快適性をつくりあげるのが
プロが説明するべき「性能」です。
このサーモ画像を見てください。
パッと見てどこが窓かわかると思います。
っと言うことは、
断熱材のある壁と、ただの窓との
温度差がすごくあるということです。
これが一般的な「窓」と呼ばれている物。
温度差が明確ですね!!
では次はYAMATOの家
サーモ画像と実際の写真にて見比べ。
パターン①は
「APW330」と「現場発泡の断熱」
うっすら窓の位置はわかりますが、
色の差はほとんどないです。
と言うことは断熱材と窓との性能がほぼ一緒ということ。
パターン②は
「サーモスX」と「セルロースファイバーのデコス」
こちらももちろん結果は一緒。
断熱材の違いについては、
別の日にお送りしたいと思います。
ちなみにこの2つのサーモ写真は
私が御殿場の家づくりで実際に撮影したものです。
無断で使用はしないでください。
っといっている間に
だいぶ長くなってきたのであと少し。
熱の伝わりやすさを示す言葉に
熱貫流率というものがあります。
この数字が小さいほど
断熱性が高いということを示します。
APW330シリーズは
1.67W/㎡・K
サーモスXは
1.52W/㎡・K
ちなみにAPW330が先に出た商品で、
サーモスXが後で出た商品です。
数字を並べられても難しい・・・
設計としては
分かりやすく伝えることも重要!!
ご心配なく。
皆さんの窓がどの程度の性能かは
容易に知ることができます。
それは窓についているこちらの表示。
星の数で4段階で評価しています。
もし表示していなかったら、
設計担当に聞いてみましょう!!
うちの家の窓はどんな性能?って。
もちろんYAMATOの家のスタッフは
設計担当でなくても答えることができます。
まだまだ同じようで同じでない「窓」
次回はYAMATOの家では
どちらも使用している
「APW330」と「サーモスX」の違いを
設計の視点からお伝えしたいと思います。
窓というかたちができるまでに
どれだけの素材が重要か。
まだまだこのレシピは続きます。
2015/10/24