木のデザイン
昨日、久しぶりに外出してセミナーへ。
とても興味深い話が聞くことができ勉強になりました。
そんなセミナーに行きつつ、見つけたのがこちらのお店。
タリーズコーヒーです。
そもそもタリーズコーヒーのカフェモカ好きの私。
セミナーが始まるまで少し時間があったので購入しました。
ただこの店舗をみて思うことは通常のタリーズコーヒーの
店舗デザインとは少々異なっているということです。
通常のタリーズコーヒーは濃いめのブラウンの木目や
タイルを使用して店舗デザインしていますが、
こちらは木肌の色がそのまま店舗デザインとして使用されていました。
その理由は提供台の近くにしっかり書いてありました。
「この建物は、富士山の木(フジヒノキメイド)の
木材が使われています。」
FUJIHINOKI MADEはフジヒノキメイド有限責任事業組合が
認定した工場で生産され、販売される富士山で育ったひのき製品のブランド。
このようにフジヒノキメイド有限責任事業組合さんのホームページで
記載されています。
品質や安定供給、製品バリエーションをもった商品を作りつつ
富士山の環境保全に貢献するために作っている木材が
このタリーズコーヒーでは建築材料として使用されていました。
YAMATOの家でも小山町で家づくりをする際に、
富士山-金時材という北駿地区で生産された木材を使用した
家づくりを行っています。
富士山-金時材ではこのロゴが目印でついてきます。
これもフジヒノキメイドと同じような考えのもと作られる建築材料で、
小山町ではこの木材を家づくりに使用すると補助金ももらえます。
木材といっても住宅以外のいろんな場面で、
そして地域の木材が使用されていることがとても素晴らしい。
そしてなにより木材のぬくもりも感じられた店舗だったので
ご紹介させていただきました。
一級建築士 峯田
2018/10/11