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口コミの方が信じられる?
今回は連続して書けそうなので
またまたマニアックブログ
「設計レシピ」始めます。
今回は「吹抜けって必要?」を
換気の目線でお伝えします。
では前回は平面的でしたが、
家を輪切りにしてみました。
実際はできないのですが、
パソコンってすごいですね。
こんな風のシミュレーションまで。
これは夏の風の流れを再現しています
冷たい空気が1階から入ってきて
暖かい空気を2階から外へ。
いい風の流れです。
でも吹抜けはこれだけではないのです。
ここでやっと登場の「重力」による換気。
重力っていうとイメージしにくいのですが
同じ意味として「温度差換気」ともいわれます。
暖かい空気は軽く
冷たい空気は重たい。
これは最近のエアコンのCMをみていると
イメージしやすいと思います。
だから足元に暖気を送る。
この空気の性質をつかって換気することを
温度差換気といいます。
この時により効果的に換気するために
吹抜けが重要なのです。
またまた数学的な公式があるのですが
これだけでは意味不明だと思います。
この中で重要なのは「h」の記号。
これが上下の窓の高さを表しています。
この数字が大きくなるほど
換気できる力が大きくなる。
このイメージを持っていただけたらと思います。
っということは吹抜けがあると
たっくさん換気するから「寒くなる?」
さぁここで登場!!
ではネットで検索してみましょう。
「吹抜け」といれると
ぜ~~~ったいに出てきます。
「寒い」
いやー、とんでもなくデメリットが沢山。
書いてくれた方は本当にご苦労様です。
吹抜けの詳しい設計レシピは後日にします。
なぜなら寒さを感じる御殿場にて
21日~25日まで完成見学会を開催するからです。
吹抜けがばっちりあります。
ネットの「吹抜け」「寒い」なのか
完成見学会で実感していただくのか。
「百聞は一見にしかず」ではないでしょうか?
4回にわけておおくりした「換気」について。
これで終わり。
次回のマニアックブログ「設計レシピ」は・・・
お楽しみに!!
2015/11/19
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