0.1mmも許されない・・・
たまにはしっかりと建築的なブログも書かなきゃ♪
図面では数mmという精度で一枚一枚を仕上げていきます。
その数mmという世界で勝負している建築士。
ただ、この上を行って0.1mmの誤差も許されない精度で
勝負している人がいます。
それが「組子」をつくる職人さん。
組子とは釘を使わずに木を組むことをいうんですが、
言葉では難しいのでこれが組子です。
我が家より・・・
和室の欄間に組子があります。
我が家の組子はおそらくかなり簡単な方かもしれません。
ただ、この組子は0.1mmの誤差が出てくると木が組みあがらない事もある
すごい繊細なそしてとても伝統的な技術がつかわれています。
ただ、日本の伝統的な家づくりが減ってきたから
組子も少なくなっている・・・
と思うかもしれませんが、私がインスタでフォローしている
「大谷建具技巧」さんを是非とも見て頂きたい!
あまりにもカッコイイ・・・
しかも作っている職人さんもかなり若い。
さらに伝統的な和風の家だけでなく、現代的な家そして店舗など
さまざまな建築に組子を納めている。
毎回見るたびにカッコイイ組子が紹介され、
私の憧れ・・・
いつか使ってみたい・・・けど価格が気になる・・・
こんな日本の伝統的な美を知っていただきたかったので
ご紹介させて頂きました。
2018/06/05