原価率・・・
ちょっと前の私のブログ「営業戦略に!!」でもチラッと記載させてもらった
原価率と言う言葉。
原価率とはそもそも
「売り上げに対する原価の比率」ということですがイメージが付きにくい。
では家づくりでの感じでご紹介です。
Aさんは2社から我が家の見積もりを取りました。
Y社は「2,500万円」という見積もりが出てきました。
L社は「2,400万円」という見積もりが出てきました。
ではどっちの方が安いですか?
というのは聞くまでもありません。
「L社の方が100万円も安い」
よしL社で家づくりをしてもらおう!!
ただ、これって金額だけしか見ていませんよね?
どうですが、家にどれだけお金を使ってくれていますかね?
実は、
Y社は「2,000万円の原価でつくる家を、2,500万円で見積もりしていた」
L社は「1,600万円の原価でつくる家を、2,400万円で見積もりしていた」
じゃあどっちの方が原価率はいいですか?
2社とも同じ仕入れ能力があったとしたら・・・
Y社の原価率「2,000万円÷2,500万円×100=80%」
L社の原価率「1,600万円÷2,400万円×100=66.6%」
さぁどちらの方が良い家を創ってくれそうですか?
実際、仕入れ価格はどの会社さんも教えてくれないでしょう。
ただ、実際に完成した家や日々の取り組みを見たら判断しやすいかもしれませんよ。
その会社さんが、施主さんの家に対してどれくらいお金を使ってくれているか。
この2社だったらY社の方が、いい材料をふんだんに使ってくれるかもしれませんね。
後は100万円の差額を解消する設計力や提案力を試しましょう!!
ちなみに先日お引渡しさせて頂いたYAMATO川沿いの木の家づくりのオーナー様。
お引渡しの時に「なぜYAMATOの家を選んだんですか?」
この質問をさせていただきました。
その答えが、
「原価率が高そうで、私の家にいい材料をつかった注文住宅を建ててくれそうだったから」
皆さんがどの判断軸で家づくりをするか。
1つの選択枠として「原価率」というのも頭の中に入れつつ、
明日から「予約制」にて開催させていただくYAMATO保土沢の家づくりも
ご予約いただいた皆様には見て頂きたいと思います♪
2018/04/20