建築士はかなり厳しいのに・・・
まだ年金をもらっている訳ではないですが、気になるニュース。
さらにはあの学園の公文書。
これらのニュースを見ていると
建築士はかなり厳しくされていると感じます。
なぜなら・・・
年金の問題の「再委託」
そもそも建築士法に基づく重要事項説明の時に「再委託」の予定を
説明することが決まっています。
再委託することがなければ「なし」と記載しなければなりませんし、
「一部」を再委託する時はその建築士の氏名などを記載しなければならない。
もちろんこれもお客さんの承諾が必要な内容。
そしてあくまでも「再委託」は「一部」
全部を再委託することはNG。「一括再委託の禁止」が法律で決まっています。
さらに、公文書の保管期間。
どうやら政府の機関さんはガイドラインがあるようで
重要度で1年、3年、5年、10年、30年と保管期間を判断しているようです。
今回の学園は重要じゃないから1年でいいっかな~・・・そんな感じでしょうか。
でも建築士事務所の図書の保管期間は問答無用!「15年」
これ絶対条件で法律で決まっている事。
さらにこれらに違反するとごめんなさいの謝罪会見ではすみません。
建築士法の違反。簡単に言うと「犯罪者」
罰則まで建築士法で決まっています。罰金。懲役。
その上、状況によっては建築士免許もはく奪。
国という大きな組織では決まっていない事が
建築士には決まっている。
なぜ?
そんな声を発してもしょうがないのでしょう。
建築士免許を持った以上、建築士法の法令を順守し、
お客様、オーナー様にいい家を創りつづける。
粛々とこれからも続けていくだけの事ですね♪
「粛々と」も最近のニュースでよく聞く言葉でしたね。
たまにはちょっと時事ネタブログでした。
2018/03/24