新しいZEH
ZEH(ゼッチ)についてブログでもたびたび紹介させてもらいました。
政府が進めている政策の1つで
ざっくり言うと「省エネを住宅でも考えましょう」そんな感じ。
そしてそのために補助金をだしてきました。
まだまだ浸透しきっているわけではないのかもしれませんが、
この度、新しいZEHが登場するようです。
「ZEH+」「Nearly ZEH+」「Nearly ZEH」「ZEH Oriented」
英語ばっかりですが、
ZEHももうちょっと地域性を考慮していきましょうというのが
目玉のようです。
確かに・・・
積雪や日照時間の短い地域で太陽光発電を!!
っというのは現実的ではない。
さらには都心部など高層ビルに囲まれたなかの住宅では
日照そのものの確保も難しい・・・
そんな状況も加味しているようです。
ただ、政府が進めたいのはあくまでも住宅の省エネ化。
御殿場より暖かい地域とされる沼津などで
断熱性や気密性をさらに向上し
一時消費エネルギーをZEHよりも5%削減をする
「ZEH+」
電気自動車用の設備やエネルギーの見える化をするHEMSなどの
搭載要件があるようです。
ただ1つ懸念されている事・・・
数字の競争にならないように・・・
断熱性が窓の方が劣るなら窓を小さくして
断熱の数字を向上しよう!!
これでは明るい室内、開放的な室内など
住まい手の生活の質は果たして向上しているのだろうか?
そういった部分を審査する機関も検討し始めているようです。
住宅の省エネ性=数字
ではなく
住宅の省エネ性=オーナー様ご家族の生活の質の向上
こういう世の中の流れに乗っていきたいと思います。
もっと詳しい情報は機会を改めてご紹介させて頂きたいと思います。
2018/01/30