羽切徹の現場レシピ 検査1-2
みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは!
今日は前回の続き…配筋検査についてお伝えします!
前回は、スラブ筋についてお伝えしましたので、
今日は、立ち上がりの部分についてお伝えしたいと思います!
基本的に確認するポイントはスラブ筋と似ています。
外側の型枠とのかぶり厚や鉄筋のピッチ…定着長さの確認…
ただ、明確に違うのは、立ち上がりの鉄筋が、その後基礎の
立ち上げとなる部分の場所や長さで組み立てられているかを
確認する必要があります!
この配筋検査のあとには生コンにてベースとなる部分まで打設してしまいます。
そのあとでは、鉄筋はいじれなくなってしまうため、
この段階で、しっかりと確認しておく必要があるのです!
若干のズレはあるかもしれませんが、鉄筋はコンクリートで施工する
部分の真ん中あたりに組まれているので、鉄筋から鉄筋までが図面上で
910ミリ(三尺)離れているとしたら、鉄筋も同じように離れています。
はかってみて、違かったらそれは、もう手直しのしようも無い大きなミスとなってしまうのです!
そういったことの無いように、第三者機関なども含め、二重、三重で確認していますが、
先に分かっていれば、検査の前になおすことができ、検査も問題なく行われるのです。
一箇所ずつ丁寧に確認していくことで、安心してコンクリートを打設することができるのです。
上に建つ建物をしっかり支える基礎です。
しっかりした建物はしっかりした基礎からはじまります!
建物はもちろんですが、基礎にも注目していただければ嬉しいです。
建物はきそからしっかりと!
2016/02/04