空気の道・・・
今日もYAMATO小山町の家からご紹介です。
細かい部分の紹介になりますが、
YAMATOの家では全棟「通気層」というものを取り入れています。
通気層とはないにか・・・
外壁につくる空気の道の事です。
なぜ空気の道をつらなければならないか。
皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれません「壁内結露」
これは壁の中で結露が発生してしまい、
家の耐久性を下げてしまう原因になる現象のことです。
しかも厄介なのが「壁内」というところ。
すぐに目に見えてくれればいいのですが、壁の中は見えない。
だから気が付いた時には家の壁の中が腐っている・・・
これは土地を購入されたときに残っていた家を壊していた時の
壁の中の様子です。飯塚が撮影したものがありました。
通気層がない古い家。壁内結露で腐り、シロアリ・・・。
せっかくしっかり断熱をしてもこうなっていてはNG。
そこで活躍するのが通気層。
YAMATO小山町の家のように、透湿防水シートとよばれる、
湿気は外部に排出するけど、外部からの水はシャットアウトする材料。
その外側に通気層をつくります。
この縦や横に流れているのが通気層をつくるために設置された材料。
通気胴縁とよばれる材料です。
これを設置すると断熱等級4を取得する際にも必要な基準の15ミリの通気層が確保できます。
そう!通気層は壁内結露を防止して家の耐久性をあげつつ、
断熱材が本来持っている断熱性をしっかり確保するために重要!
ただ、これは法律で必ず設置しなければならないとは書いてありません。
家づくりのプロがどうするか判断している部分。
この通気層の施工については基準はしっかりありますが、
YAMATOの家はそこにいろいろプラスαして、
本格仕上げの左官壁や無垢板の木、ガルバリムを施工しています。
そこは社内の秘密。
今日はこのあと見えなくなってしまうけど、重要な通気層をご紹介させて頂きました。
2018/06/02