職人道具!
今日はある職人さんの道具をご紹介!
YAMATO二枚橋の家づくりに水道職人さんが登場。
迷路みたいな配管を施工してくれています。
この配管は微妙に斜めに施工されています。
それは配管の中を排水が流れてくれるようにするため。
そして最終的には道路の下に埋まっている下水管や
浄化槽を経由して道路の側溝などに排水されていきます。
そんな配管を施工する時に必要な職人道具。
それがこの「水平器」
水平器は大工さんや建具屋さん、足場屋さんにいたる
家づくりに関わる職人さんたちのほとんどが持っている
その対象物が水平なのか、垂直なのかをチェックする道具。
気泡が中央にくると「水平OK」
普通は、水平をチェックするものが1つ、
垂直をチェックするものが1つ、ついていますが。
水道職人さんのは全部で3つもついていた。
しかも水平な基礎の天端に置いたにもかかわらず
2つの気泡が中央に来ていない・・・
「これ、壊れていない?」
と言いたいところですが、これが正常。
前文で配管は微妙に斜めになっているとご紹介させて頂きました。
この微妙にを計測するために
あらかじめ水平器も微妙に斜めにしてあります。
水平を計測する時は「黄色」
1/100を計測する時は「緑色」
1/50を計測する時は「むらさき色」
1/100とは、水平距離1mに対して1cmの傾斜角。
そういう感じです。
同じ道具のようで職人さんごと違う「職人道具」
また新しい道具を見つけたらご紹介させて頂きますね。
2018/03/03