本日、建築士定期講習
3年に一度の、定期講習です。
3年間て、あっという間だなー
でも、建築を振り返ると様々なことが起こり、
法律もそれに沿って変わってる。
一番大きいのは、やはり耐震偽造。
翌年から多くの規制ができ、消費者を守る改正がいっぱい出来ました。
それに伴い、建築士も勉強することがとても増えました。
しかし、住宅に関して言うと、
まだまだ、規制がかかることが少なく完ぺきではありません。
公共工事と民間工事(住宅などです)、比べれば一目でわかります。
その代表が管理体制。
家づくりに直結する工事管理体制(現場管理者)監督さんの決まり事です。
住宅全般に関わる知識はもちろん、職人という専門職の方々お相手しますので、
当然、素人さんでは出来ませんが、住宅だと出来てしまうんですね。不思議。
それから、会社の経済力。
公共工事を行う会社には、誰でもが閲覧できるように、
情報をオープンにして下さいと言う決まりがあります。
でも、住宅会社には当てはまらない。
だから富士ハウスのような、被害をこうむってしまう。
橋とか道路とか、大型建築物ももちろん大事だけど、それ以上に我が家は大事。
それが家を建てる方万人の気持ちではないでしょうか?
昔に比べれば、長期優良や完成保証・重要事項説明など、
様々な方法でオーナーを守ることが出来ますが、
これらは何かが起きて、出来た決め事であって、建築という根本に
携わる人に、工事の規模などで区分けする法律はいかがなものかと
考えてしまう日でした。
2015/02/26