認知症事故の論点
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
認知症事故。
良い判決で良かったです。
ご家族はようやく当たり前に悲しむことが出来ますね。
私も認知症の事はよく分かっていませんが、
個人の気持ちです。
電車に乗って、一駅隣のホームに行ったんだから、
この時点で、おじいちゃんはお客様ではないでしょうか?
お客様の管理は誰の責任なのでしょうか?
損害賠償をしなければ、こんな気持ちにはなりませんが、
TVで報道されていても、そもそも論点が違う気がする。
認知症の方が、ホームに普通に降りれる状況がはたして本当なのでしょうか?
建築基準法2条、除外規定により、
駅舎は建築基準法に適合しません。
建築物から除外されています。
だから、フェンス・手すりを付ける必要性がない。
不特定多数の方々が行き交う場所で、これが許されていることがおかしい。
そもそも建築基準法に適合されれば、認知症の方や子供が間違って入ってしまい、
命を落とすようなことは、まず無かったのではないでしょうか?
お客様を乗せておいて、乗せたのであれば、どんなお客様でも安全を守ることが
企業の第一の責任なのではないでしょうか?
ホームにフェンス・手すりがないことが当たり前になっているけど、
建築観点・お客様という概念から見たら、いまだに信じられない。
2016/03/02