塗装
こんばんは。
みなさまは、塗装ってどんなイメージをお持ちでしょうか?
刷毛でペンキを塗るイメージですか?
絵の具のようなイメージでしょうか?
今日はそんな塗装のちょっとしたことについて書きたいと思います。
例として、軒の塗装でお伝えしたいと思います。
大工さんがはった軒天には釘などの固定した跡が残っています。
①そこにパテ(下地処理材)で釘などの跡が出ないように、
そして平らになるように処理を行います。
②塗装を始める前に、塗装をしない個所をきちんと養生します。
ほかの職人さんの仕事に迷惑をかけないようにすることはもちろん、
壁際などきれいに塗るためにはこの養生がとても大切になります。
③養生が亜終わったら、軒天を仕上げの色で一度下塗りを行います。
そうすると、このような感じなります。
ぽつぽつと、処理した後が見えてしまっていますよね。
これでは、お客様にお渡しすることはできません。
ですので、一度この状態で乾かします。
④そして、乾いたらこの上からもう一度、塗ります。
その風景がこちらになります。
際も丁寧に、そして塗りムラのないようしっかり塗っていきます。
こうして、二度塗ることによって、処理した後が出ず、きれいに仕上がります。
そうして塗り終わった写真が↓こちらになります。
下地処理が全く分からないほどきれいに仕上がっています。
順を追うと塗装一つでも細かな段取りをふんでいることがわかりますね。
YAMATOの家では、このような職人さんの細かな作業によって、
仕上がりの美しい家づくりができています。
今日は塗装について少しでも知っていただけたら幸いです。
職人さん、ご協力ありがとうございました。
2015/09/24